銀行借入方法

誰でも銀行でお金を借りることができる?

銀行は誰でもお金を借りることができるわけではありません。
お金を借りるにはまず審査を受けてそれに通過する必要があります。

基本的な条件としては「20歳以上かつ安定収入がある人」となります。
この条件を満たしていれば申し込み自体は可能ですが、この条件以外にも銀行ごとにさまざまな条件を設けているので、実際にお金を借りることができるかどうかはケースバイケースです。

たとえば、銀行の審査では申込者の個人信用情報を照会します。
個人信用情報というのは他の信用サービスで過去に延滞や債務整理などの返済事故を起こしていないか確認するための情報です。
この情報は個人信用情報機関で管理されており、加盟中の金融機関であれば自由に照会することができます。
もちろん、それで延滞や債務整理などの返済事故を過去に起こしていたことが発覚すれば、審査で不利になり、お金を借りにくくなります。

それから審査では、申込者の勤務先も調べます。
勤務先の何を調べるかというと、会社の規模、経営状況、業種、職種、勤続年数等です。
会社の規模は大きい方が、経営状況は良好な方が、業種・職種は異動が少ないものの方が、勤続年数は長い方が基本的に審査で有利です。
というのも、その方が収入・地位が安定していることが予想できるからです。
勤続年数についてですが、3年以上であれば安心でしょう。
しかし近年は1年以上で問題ない銀行も多いので、利用しやすくなっています。

次は所得についてですが、もちろん高くて安定しているのが一番です。
しかし所得が低かったとしても、安定していれば借りること自体に問題はありません。
所得の高さが影響するのは「利用限度額」です。
銀行はどのような商品でも、申込者に対して個別に「利用限度額」を設定しています。
ある人は「200万円」借りられたものの、ある人は「50万円」しか借りられなかったということもあるのです。

担保を設定するローンの場合、上記のようなことだけでなく、担保の市場価格も重要となります。お金を借りる時の担保というと、基本的に「不動産」が当てはまります。
住宅ローンの場合はそれによって購入した住宅自体が担保です。
担保に設定する不動産は審査で市場価格を参考にしながら、「どれくらいの価値があるか」を銀行が判断します。
もちろん高い価値を持つ不動産であるほど、より多くのお金を借りることができるようになります。

目的別ローンとカードローン

銀行からお金を借りるとひとくちに言っても、実は商品はひとつではありません。
それらの商品を大きく分類すると「目的別ローン」と「カードローン」の2つになります。
「目的別ローン」は融資の用途があらかじめ決まった商品のことを指します。
この決まった用途以外の目的で融資を使うことはできないので、そのあたりに注意する必要があります。
「目的別ローン」の有名どころは「住宅ローン」や「自動車ローン」です。
名前の通り、住宅ローンは家を建てたり、購入する費用に充てるもので、自動車ローンは自動車を購入する費用に充てるものです。

目的別ローンでは融資の用途が制限されている分、必要書類も多くなります。
住宅ローンの場合、本人確認書類、収入証明書類、不動産関係書類が必要です。
本人確認書類、収入証明書類はどのような種類のローンでも必要になることがありますが、不動産関係書類についてはなじみがない人も多いはずです。
不動産関係書類にはたとえば、工事請負契約書、売買契約書といったものがあげられます。
また、自動車ローンの場合、本人確認書類、収入証明書類、自動車購入関係書類が必要です。
自動車購入関係書類には見積り書、車検証といったものがあげられます。
これらの書類は多ければ多いほど信用性が上がるので、重要なものはできるだけ用意しておくようにしましょう。

「カードローン」についてですが、これは目的別ローンと対照をなす商品で、融資の用途が決まっていません。
つまりどのような用途にもお金を使えるということです。
目的別ローンと比べると手続きにかかる時間・手間が少ないですし、審査にも通りやすいメリットがあります。
ただし、目的別ローンと比べると融資額が少なめです。
住宅ローンでは何千万円と借りられますが、カードローンでは1,000万円以上借りられることはほぼなく、500万円〜1000万円あたりが融資上限の平均です。
といっても用途自由のローンなので、それにしてみれば十分すぎるほどの額とも言えます。

「カードローン」は「カード」という言葉がある通り、カードを利用してサービスを受ける場合があります。
カードは持っていなければ発行する必要がありますが、その銀行の口座のキャッシュカードを持っている場合、それにローン機能を追加して利用することもできます。
後者のやり方の方が手続きに時間がかからないので、すぐに銀行でお金を借りたい時に便利です。
またカード自体を使わないサービスもあり、その場合は口座振込や現金手渡しなどで融資を受け取ります。

銀行でお金を借りるメリット・デメリット

銀行でお金を借りるメリットについてですが、第一に低金利であることがあげられます。
多くの銀行は4.5%〜15.0%あたりを金利に設定しています。
これだけ見てもよくわからないかもしれませんが、一般的な消費者金融の金利が15.0%〜20.0%であることを見れば大きな違いです。
金利は低ければ低いほど支払い総額が少なくなるので、低金利である方が経済的です。

次に融資上限が高いことがあげられます。
目的別ローンはもちろんですが、カードローンでも消費者金融の商品と比べて多くの融資が期待できます。
消費者金融のキャッシングは大手でも500万円あたりが上限ですが、銀行カードローンは800万円の上限も珍しくありません。
そして融資上限が高いということは借入額が高くなりやすいということです。
借入額が高いとそれに応じて金利も引き下がるので、低金利のメリットをさらに生かすことができます。

さらに銀行でお金を借りることには、総量規制が適用されないメリットがあります。
総量規制が適用されないということは、年収の3分の1以下しかお金を借りられないという制限がないので、自由度が高まります。
なぜ銀行に総量規制が適用されないか…それは銀行が銀行法にしたがってお金を貸しているからです。
総量規制は貸金業法(消費者金融などの貸金業がしたがう法律)のルールなので、銀行にはもともと関係がありません。

銀行でお金を借りるデメリットについてですが、審査が厳しいことが有名です。
銀行は融資上限が高く、金利も低いので、それだけ申込者の返済能力をよく見るのです。
審査が厳しいということは時間や手間もかかるということであり、目的別ローンのような大規模の商品の場合、審査が終わるまで1週間以上かかることもあります。

しかし、カードローンの場合はこのデメリットがほぼ解消されています。
審査の厳しさはありますが、時間や手間は大手消費者金融と変わらないくらいのものです。
これは銀行が消費者金融をグループに取り込み、キャッシングのノウハウを得ることによって可能になったことと言えます。
銀行によっては本人確認書類を用意するだけで即日融資可能なカードローンを提供していることもあるほどです。
特に即日融資は、その銀行の口座を所有している時に成功しやすいです。

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